ご無事ですか？

地震で被災されたみなさま、心よりお見舞い申し上げます。

連日報道されるニュースやtwitterでつぶやかれる言葉が
どんどんエキサイトしているように思えてちょっと気持ちが
引いてしまう私です。

善意なんでしょうが…ちょっと過剰すぎて
本当に必要な情報が必要としている人に届いているのかしら？と不安になりました。

今回北海道も大きく揺れました。
そして漁業が受けた津波の被害は大きいです。
どうなっちゃうんだろう？北海道経済…そんな状態です。
知り合いの漁師も船を修理出来るか分からないと言ってました。
岩手、宮城、福島県のあの光景を見て奥尻の地震を思い出した道民は
少なくなかったはず…。
一瞬にして街が無くなった青苗地区とまったく同じ光景です。

以前勤めていた会社の同僚の話ですが
同僚の友だちのご両親が倒壊した旅館に旅行で宿泊していたそうです。
ご両親を捜す友だちに付き添い島に入ったもの
十分な水もなく自販のウーロン茶で顔を洗ったそうです。

被災地のみなさまはきっともう限界ギリギリのところで頑張っていると思いますが
もうちょっとだけ希望をすてないで救援を待っていてね。
流通が回復しつつあります。
北電は被災地に電力を融通しているのだけど送電線の能力から量は限られるようです。
その量は道民が普通に生活しても問題ない量。
でも、ススキノのニッカのネオンが消えました。
テレビ塔のイルミネーションが消えました。
デパートの売り場のＣＭモニターが消されたりと節電をしています。
気持ちは一緒なんだと思う。何かせずにはいられない。

各部門の技術者の支援も行われています。
被災地で道内の燃料油を供給するため道エネ災害支援ローリー隊が
函館港から既に出発しているそうです。
要請があれば住むところも提供することを検討しているようです。

だから、もうちょっとだけ諦めないで。

我が家も親戚が被災地におります。
友人も一番被害が大きかったところに家族がいるそうです。
道民にとって東北はそんな場所だと思います。
だからこそ、こんな時に無責任に出来ないこと言うなとか
お叱りを受けるかもしれませんが
言わずにはいられないのです。

「なぁんも、面倒なこと考えないでさ
　帰ってくればいいさ
　家族が待ってるんだからさ」

行方不明の方の一人でも多くのご生還と
原発で懸命に働くみなさまのご無事を
そしてこの寒さが被災地のみなさんの体力と精神力を奪いませんよう
心から祈ります。